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Animal Math

動物が数学!







salamander サンショウウオ

the ability to ― ―する能力

solve 解く、解決する

show up ハッキリ見える、目立つ

all sorts of ~ あらゆる~、様々な~

unlikely 似つかわしくらい、意外な、らしくない

creature 生き物

body 団体、組織

suggest that ~ ~ということを示す・暗示する・提案する

probably ~ たぶん・おそらく~でしょう

(確率の高いときの表現です)

discover 見つける、発見する

long before ~ ~するずっと前に





鳥たちもします。ワンちゃんたちもします。サンショウウオだってします。数学の問題を解く能力は様々な意外な生き物に目立っています。成長しつつある研究組織(→研究が進みつつあるこの分野)は、人が数学に目覚める前から、自然はおそらくは数学に目覚めていたのだろうということを示しています。









mathematician 数学者

A when B BするときにAする、AするときにBする

a type of ~ ~のタイプ・種類

calculus 微分・積分、微積分学

throw A into B AをBに投げ込む

notice that ~ ~ということに気づいている

along the beach 浜に沿って、波打ち際に沿って

jump into ~ ~に飛び込む

at an angle ある角度で





例えば、数学者ティム・ペニングスは浜辺にいるときに、自分の飼っているワンちゃんエルビスが微積と呼ばれる種類の数学を行うことができるのを見つけました。ペニングスはこう言います。「ボールを海に投げていたんだ。するとエルビスは波打ち際に沿って走って、それから、海に飛び込んで、ボールに向かってある角度で泳いでることに気づいたんだ」 









strategy 戦略

be compared with ~  ~と比較する・比べる

, so ~ そんなわけで~、だから~

all the way to ~ はるばる~まで、~までずっと

even if ~ たとえ~だとしても

route ルート、道筋

direct 直接の、直進的な

on the other hand 一方

add to ~ ~に加える、~を増やす

distance 距離

get to ~ ~に着く

the best bet 一番確実なこと、最善策

compromise 妥協案、折衷案

certain (名詞の前で)ある、一定の、(名詞とくっついていないとき)確実な、確信している

plunge into ~ ~に飛び込む・陥る





それはいい戦略です。泳ぐのは走ることと比べると遅いのですから、ボールまでずっと泳いでいたら、たとえルートがより一直線に近かったとしても、もっと長い時間がかかることでしょう。一方、波打ち際に沿って走ると、エルビスがボールまで到達するのに進まなければいけない合計の距離は増えます。一番いい方法は、この2つの間の折衷案です――海に飛び込む前に波打ち際に沿って、ある距離を走ることなのです。









wonder if ~ ~かどうか不思議に思う

instinctively 本能的に

possible 可能な、考えられる

the fastest possible 最速の

measure 測定する、測る

let ~ go ~を行かせる

how far どのくらい遠い、どれほどの距離

again and again 何度も何度も

sets of ~ ~のセット、一そろいの~

measurement 測定、計測

calculation 計算

figure out that ~ ~ということがわかる

pretty かわいらしい、とても

perfect 完璧な

naturally 自然に、当然に、生まれつき

right 正しい

spot 場所





ぺニングスは、エルビスがボールまでの一番早くたどり着けるルートを本能的に取っているのかどうか不思議に思いました。最初に、ペニングスはエルビスがどのくらい速く走り、泳ぐのか測りました。次に、海にテニスボールを投げて、エルビスに取に行かせました。それから、エルビスがどのくらいの距離を走ったり泳いだりするのか、何度も何度も測りました。ペニングスは35回も測定を繰り返しました。家に帰って、一番速いルートを見つけるために微積を使って計算をしました。「エルビスが海に飛び込む場所は、ほぼ完璧だということがわかりました」とペニングスは言います。エルビスは飛び込む正しい場所を生まれつき知っているのです。









the grown man 大人、大の大人

come up with ~ ~を思いつく・見つける

solution 解決策、解答、正解

figure out ~ ~を解決する・理解する

in the sense that ~ ~という意味で

somehow どういうわけか、何とかして

minimum 最小の





3歳になるワンちゃんがほんの一瞬で見つけ出せたのと同じ正解を大の大人が見つけるのにほぼ1時間かかったのです。しかし、エルビスは本当に数学(の計算)をしているのでしょうか? 「エルビスはボールにたどり着く最小の時間を見つける方法をどういうわけか知っているという意味では、微積を行っているのです」とペニングスは言います。









suspect that ~ ~だと思う、~ではないかと思う

efficient 効果的な、効率的な

over millions of years 何百万年にわたって、何百万年以上もの間

evolution 進化





ペニングスは、他の生き物たちは何百万年もにわたる進化の過程でいろんなものを一番効率的に行う方法を自然に学んできているのではないかと思っています。









far-fetched ありそうにもない、いかにも無理な、こじつけの

in fact 実際に

actually 実は、実際には

in common 共通して

when it comes to ~ ~ということになると、~にかけては





人間の数学の技能を理解するためにワンちゃんの数学の技能を研究することは、それほどいかにも無理な考えではないのかもしれません。実際に、数に関しては(人間の)赤ん坊にも動物にも共通したものが、実は、たくさんあるということを示す研究もあります。









focus on ~ ~に集中する、~に焦点が合う

primate 霊長類

test whether ~ ~かどうかテストする・調べる

tell the difference between ~  ~の間の違いを区別する

object 物体、モノ

match 一致する、適合する

expect to ― ―することを予想・期待する

technique 技術、テクニック

add 足し算する

subtract 引き算する

slice 薄切り、スライス

a pile of ~  ~の山、たくさんの~





動物についての数学の研究はほとんど霊長類に集中しています。おサルさんが物の数の間の違いを区別できるかどうかを調べるために、科学者たちは、どのくらい長い間、動物が物を見るのかを測定します。おサルさんは自分が見るだろうと予測しているものに一致しないものの方がより長く見るものです。この技術を使って、おサルさんたちが少ない数の物なら足したり引いたりできるということを研究者は示してきています。例えば、1切れのリンゴを見せられ、次にもう1切れ見せられれば、合わせて2切れあるに違いないということは、おサルさんたちにはわかります。(2切れあると思っていますから)次に、おサルさんたちは2切れのリンゴの山よりももっと長い時間をかけて3切れの山や、1切れのリンゴを見ようとすることでしょう。









evidence 証拠

between more or less もっと多いのかもっと少ないのかの間の

bowl どんぶり、茶わん、ボウル

cereal シリアル

turnip カブ

likewise 同じように

sugar cookie シュガ-クッキー

(何も入っていないシンプルなクッキー)

even though ~ たとえ~だとしても、~だけれども

count 数える

go for ~ ~を好む・選ぶ





最近の証拠によると、霊長類の中には多い少ないの区別がつくものもいるということもわかっています。ワタボウシタマリンはシリアルの入った1つのお椀より2つのお椀の方を長く見ます。アカゲザルは2つのカブよりも3つのカブの方を長く見ます。同じように、生後12か月の(人間の)赤ん坊は砂糖菓子の大きな山の方を長く見ます。赤ん坊は話すことも数えることもできませんが、たくさんある方を選ぶ方法を知っているように思えます。





10



fall apart 壊れる、失敗に終わる

break down 崩れる、行き詰る

versus 対

random 手当たり次第の、無作為の

be true for ~ ~に当てはまる

tamarin タマリン

(南米に住む長い牙を持つキヌザル)

amazingly 驚くほど

completely 完全に、徹底的に





こうした技能がおサルさんでも(人間の)赤ん坊でも、ほぼ同じ数字でうまく行かなくなるという点は中でもとりわけ興味深いものです。「4つくらいで分かれます。赤ん坊に2つか3つをあげると、3つの方を選ぶことでしょう。3つと4つでは、おサルさんも赤ん坊も選び方はバラバラです。4つと6つの場合もバラバラです。おサルさんとタマリンについても同じことが言えます。驚くべきことに、同じ結果がまったく異なる種類の動物のサンショウウオでも見受けられました。





11



limit 限界

unclear 不明瞭な、ハッキリしない、よくわかっていない

press 押す

lever レバー

exactly 正確に、まさに、ちょうど

reward 報酬、ご褒美

parrot オウム

go on and on 繰り返し起こる、ずっと続く





動物の数学の限界はまだよくわかっていません。少し訓練すれば、ネズミは、ごほうびを手に入れるために、ある回数(例えば、ピッタリ45回)レバーを押すことを学び取ります。たくさんの無作為に選んだものを見せられると、アレックスという名前の有名なオウムはそのうち何個が赤で、何個が緑なのかを言うことができます。こうした例には枚挙にいとまがありません。





12



widespread 広範囲な、広まった

use of ~ ~の使用、~を使うこと

make sense 道理にかなっている、納得できる

considering ~ ~を考慮に入れると

challenge 難しいけれどやりがいのある課題、難題

survival 生き残る

in the wild 野生で

recognize 理解する、悟る

offer 提供する

berry ベリー

a pack of ~ ~の群れ

fearsome 恐ろしい

ancestor 祖先





野生で生存するための難しい課題のことを考えれば、自然界で数学が広く使われていることは納得できることだ、と専門家は言います。例えば、どっちの森がよりたくさんのベリーがなっているのか、あるいはどっちのライオンの群れの方が恐ろしいのかを理解することによって、動物は生き延びる可能性を高めるのかもしれません。同じことはおそらく私たち(人類)の祖先についても当てはまることでしょう。





13



grade 成績、評点

report card 成績表

at some point ある時点で、そのうちいつか

depend on ~ ~に頼る、~次第である





ですから、ひょっとすると数学はみなさんの成績表の単なる評点以上のものかもしれません。そのうちいつか、みなさんの命が数学に左右されるかもしれません。

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