LANDMARK 2 Lesson 8 単語の意味&本文和訳 保存倉庫
Lesson 8
Edo: A Sustainable Society
江戸:持続可能な社会
Part 1
sustainable 持続可能な
throw away ~ ~を捨てる
ton トン
garbage ごみ
per year 1年につき
a tenth of ~ ~の10分の1
household 家庭、家庭の
office 会社
It means that ~ それは~ということを意味します。~ということになります。
kilogram kg、キログラム
for each person 1人に対して
per day 1日につき
mass production 大量生産
mass 多量の、一般大衆
consumption 消費
an amount of ~ ~の量
huge 莫大な
in the near future 近い将来
buried in ~ ~に埋められて、~に埋もれて
environmental 環境の
expression 表現
reuse 再使用する、再利用
recycle リサイクルする、再生利用する
introduce 導入する、紹介する
law 法律
establish 確立する
recycling-based リサイクルに基づく、循環型の
the Basic Law for Establishing a Recycling-Based Society 循環型社会形成推進基本法
part 地域、部分
numerous 数多くの
measure 対策、措置
take 取る、講じる
pursue 追求する
resource 資源
surprisingly 驚くほど、意外にも
actually 実際に
achieve 達成する
at that time 当時
damage 被害、損害、損害を与える
reduce A to B AをBに減らす
minimum 最小限
日本では、1年につき約5億トンのゴミを捨てます。こうしたゴミのうちの10分の1は家庭と会社からのものです。1日につき1人当たり約1kgのゴミを捨てていることになります。大量生産・大量消費の社会で、ものすごく大量のゴミを捨てています。近い将来、ゴミに埋もれて暮らさなければならない日が来るかもしれません。
環境問題に興味をお持ちなら、「3R」という表現を知っているかもしれません。Reduce(減らす)、Reuse(再利用する)、Recycle(リサイクルする)という意味です。2000年に循環型社会形成推進基本法として導入されたときから、3Rはずっと人気です。今日、日本だけでなく、世界の他の地域でも、持続可能な社会を追求するため、数多くの対策が行われてきています。意外にも、江戸時代(1603―1867年)の人たちは、実際にそのような社会を達成していました。当時は、ほとんどあらゆる資源がリサイクルされていて、環境への被害を最少限まで減らしていました。
Part 2
take a look at ~ ~を見る
close 綿密な、詳細な、近い
clothes 衣類、服
precious 貴重な
expensive 高価な
ordinary 普通の
secondhand 中古品を扱う
dealer 取り扱い業者
purpose 目的
worn-out すり切れた
cloth 布,ぞうきん
finally ついに、最終的に
be burned to ~ 燃やされて~になる
ash 灰
fertilizer 肥料
dye 染料
detergent 洗剤
buyer 書いて、仕入れ係、買い付け業者
farmer 農家の人、農業従事者
as for ~ ~に関しては
used-paper 古紙の
resell-resold-resold ~を転売する
recycled 再生利用された
in addition さらに
collector 回収業者、収集家
walk around ~ ~を歩き回る
pick up ~ ~を拾う・拾い上げる
trash ゴミ、くず
on the other hand 一方
pass on ~ ~を伝える
from one ~ to another ~から他の・次の~へ
record 記録
arithmetic 算数の、算術の
temple お寺
article 用品、条項、記事
repair 修理する
specialized 専門の
craftsman-craftsmen 職人
tinker 鋳掛け屋
pan なべ、平なべ
kettle やかん
pot なべ、深なべ、ポット
ceramic 陶磁器の
repairer 修理業者
bowl どんぶり、深い鉢、ボウル
glue 接着剤
江戸時代の生活をもっと詳しく見てみましょう。当時、服はとても貴重で、高価でしたから、庶民は古着屋さんから古着を買ったり、あるいは、他の目的のために自分の服をリサイクルしました。ボロボロになった服は、床ふき用のぞうきんとして再利用されて、最後には焼かれて灰になりました。庶民は、肥料として灰を使ったり、染物で使ったり、洗剤として使ったり、あるいは、灰買いに売ったりしました。それから、灰買いは肥料として農家の人に灰を売るのでした。
紙に関しては、(江戸の)人たちは何度も何度も紙を使って、それから古紙買い取り屋さんに売りました。こうした古紙買い取り屋さんは、再生紙に作りかえる製紙業者に転売しました。そのうえ、紙くず屋さんが、古紙買い取り屋さんに売るために町中を歩き回って、紙くずを拾っていました。一方、印刷された紙は1つの世代から次の世代へと伝えられました。記録によると、寺子屋(お寺の学校)で、ある算数の教科書が109年間、使われました。
家庭用品が壊れたときも、決して捨てられることはなく、専門の職人によって修理されました。例えば、鋳掛け屋さんは古いなべ、やかん、ポットを修理しました。瀬戸物焼き継ぎ職人は、接着剤で割れたお皿やボウルを直しました。
Part 3
various kinds of ~ いろんな種類の~
engaged 携わった、婚約した
be engaged in ~ ~に従事して・携わっている
unique 特有の、独特な、ユニークな
metal 金属、金属の
exchange 交換する
offer 与える、提供する
toy おもちゃ,玩具
candy キャンディー、砂糖菓子
in return for ~ ~のお返しに・見返りに
nail クギ
pieces of ~ ~の小片
be surprised to ― ―して驚く
human waste 人糞、人の排泄物
source 源
regularly 定期的に
vegetable 野菜
retailer 小売業者
appear 現れる
dweller 住民
bring A from B BからAを持って行く
sell モノ to 人 モノを人に売る
although ~ ~だけれども
practice 行う、実践する
fully 完全に、十分に
throughout ~ ~中で、~の至る所で
normal 普通の、正常な
moreover さらに
advantageous 有利な、好都合な
effect of ― ing ―するという効果
many kinds of ~ たくさんの種類の~
It is said that ~ ~だと言われている
unemployment 失業
いろんな種類の買い手と修理する人と回収業者が、再利用とリサイクルに携わっていました。一番ユニークな例の一つは、「交換しましょう、交換しましょう」と歌いながら、町を歩き回った鉄くず屋さんでした。子供たちが遊んでいる間に、見つけた古いクギや他の金属のかけらと引き換えに、子供たちに小さなおもちゃやキャンディーをあげました。
江戸時代の人たちが人の排泄物さえリサイクルしていたと知ると驚くかもしれません。当時、人の排泄物は、農家の人にとって一番大切な肥料の源でした。農家の人は、定期的に家々を訪問して、排泄物と引き換えにお金を払ったり、自分たちの育てた野菜を渡しました。後に、人の排泄物小売業者が現れて、農家の人に売るために、都市に住む人たちから排泄物を買いました。
リサイクルが社会の至る所で十分に行われていましたが、生活のごく普通の一部だったので、リサイクルにあたる言葉はまったくありませんでした。さらに、リサイクルには、多くの種類の仕事を創出するという有益な効果がありました。江戸時代には失業がほとんどなかったと言われています。
Part 4
thanks to ~ ~のおかげで
improve 改善する、向上する
in fact 実は
nation 国家、国民
dramatically 劇的に
at the start of ~ ~の始まりに
be cut down 切り倒される
timber 材木
consequence 結果
as a consequence その結果
flood 洪水
occur 起こる
along rivers 川に沿って
damage 被害を与える
prevent ~を妨げる
prevent 人 from ― ing 人が―するのを妨げる
expand ~を拡大する
agricultural 農業の
production 生産
growing 増大する
population 人口
barely かろうじて、やっと
manage to ― 何とか―することができるfeed 食べ物を与える
cultivable 耕作できる
available 利用できる
situation 状況
largely 大きく
two and a half times 2.5倍
sign of ― ing ―するというシルシ・兆し
get worse 悪化する、さらに悪くなる
deforestation 森林破壊、森林伐採
come ( back ) to life 生き返る、息を吹き返す
decrease 減る
farmland 農地
extend 広げる
productive 肥沃な、実りの多い、生産的な
conservation 自然保護
carry out ~ ~を実行する
urban 都会の
rural 田舎の
overall 全体の、全体的な
standard 水準、基準、標準、指標
living standard 生活水準
rise-rose-risen 上がる
objective 客観的な
by any standard どの点から判断しても、誰が見ても
remarkable 注目すべき
achievement 成果
nowhere どこにも~ない
before or since あとにも先にも
江戸時代のリサイクルを基本とした社会のおかげで、日本は環境面でも庶民の暮らしの面でも向上しました。実際に、江戸時代の間に、日本は劇的に変化しました。
江戸時代の初めの頃は、たくさんの木が木材のために山で切り倒されていました。結果として、洪水が頻発し、川沿いの広い地域が被害を受けました。このため日本は、増えていく人口にあわせて農業生産を拡大できませんでした。利用できる耕作地をすべて使って、日本は1,200万の増えていく人口に食料を供給するのがやっとでした。
しかし、200年後の江戸時代後期には、状況は大きく様変わりしていました。人口は2倍半に増えましたが、環境は悪くなる気配をほとんど示していませんでした。森林伐採は収まり、森は再び息を吹き返していました。洪水は減り、農地は拡大し、もっと肥沃になりました。自然保護が都会でも田舎でも社会のあらゆる場所で行われていました。全体的な生活水準は上がり、人々は(以前)より良いものを口にし、より健康的になっていました。どのような客観的な点から判断しても、これはあとにも先にも他のどこにも見られない、注目すべき成果でした。
Part 5
successful 成功の、うまく行っている
in those days 当時、その頃
self-sufficient 自給自足の
aspect 局面、様相
policy 政策
isolation 孤立
limited 限られた
goods 商品、もの
material 物質
treat A as B AをBとして扱う
valuable 価値のある
a variety of ~ いろんな種類の~
trader 商人
furthermore さらに
mentality 心的傾向、ものの見方
at that time 当時
play a ~ role in …… ……で~な役割を演じる
respect 尊敬する、尊重する
modesty 慎み深さ、謙虚さ
hate ひどく嫌う
waste 無駄に使う、無駄使いする
the way of ― ing ―する方法
an understanding of ~ ~の理解、~を理解すること
how nature works どのように自然が働く・機能するのか
limit 限界
satisfaction 満足感
simple 質素な、単純な
take just enough from ~ ~からちょうど十分なだけいただく
not more = do not take more from ~ ~からたくさん取らない
return to ~ ~に帰る・戻る
apply 適用する、あてはめる
apply A to B AをBに適用する、あてはめる
their way of ― ing ―する彼らの方法
just enough is enough ちょうど十分なもので十分です
alive 生きて
keep alive 生き続ける
what a waste 何て無駄使いなんでしょうか
in our daily lives 私たちの毎日の暮らしで
なぜ江戸時代のリサイクルをもとにした社会は、こんなにもうまく行ったのでしょうか? 当時、日本は鎖国という国策のため、暮らしのすべての面で自給自足をして行かなければいけませんでした。日本にはとても限られたものや資源しかありませんでしたから、国民は持っているものをリサイクルする必要がありました。何もかもが価値のある資源として扱われ、様々な商人が社会に必要なあらゆるものをリサイクルするのに一役買っていました。
さらに、当時の人々の気持ちが、リサイクルを基本とした社会を発展させるのに大切な役割を果たしました。慎み深さを尊び、モノを無駄に使うことを嫌いました。こうした考え方は、自然がどのように作用しているのかを理解し、自然の限界を理解するところから生まれていました。人々は、この世界から十分なだけのものをいただき、それ以上はいただかない自分たちの質素な生活に満足を見いだしていました。
江戸時代の生活に戻って、江戸の暮らしぶりを現代社会にあてはめることはできません。しかし、江戸時代の人たちの「ちょうど十分な量で十分です(=足るを知る)」という考え方は、現代の日常生活で今でもよく耳にする「もったいない」、すなわち「なんて無駄なことを」という言葉の中に生き続けています。
テストの日の朝に学校で見てるけどあ役立ちましたわ。あざっす
返信削除テスト当日の朝に見させてもらってます…()
返信削除完璧っす
返信削除てんきゅー
返信削除最高っす。
返信削除ねぎみそって美味しいですよね
削除知らんけど
おいしいっすよね。しらんけど
削除おーまいごっしゅ。神よ、助けてくれ。。。。
返信削除どーも。神です。助けられません。。。。
削除今回の範囲エッグチーズバーガー…ふ@さ@アアアアアアアアアアア
返信削除ぶ@ふぁ@唖々唖々唖々唖々唖々唖々唖々唖々唖々
削除また会いに来ちゃいました。。。。。
返信削除チソチソ
返信削除わいも会いに来ちゃった☆♡∴
返信削除あたしもきちゃった♡
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